そしてまた日は昇る
お久しぶりです。
もるげんです。
何はともあれ、ここでこのページとの邂逅にはきっと意味がある。
たぶん、きっと、おそらくは。
というわけで、実に1年ぶりくらいのブログ更新。
今回は今後のことについてとか、そういうのをだらだらと書いていきますのでよろしくお願いします。
このブログを開いてもう3年以上が経ち、そのうち2年はほぼ更新されずに終わっている。
これは由々しき状況である。
私の怠惰という魔物の所為か。
あるいは医者という社会の歯車に組み込まれてしまったためか。
とにかく、あらゆる理由で何かを書くということが（小説含め）難しかった環境であった。そういわざるを得ない。
まあ、この2年間は特にいろいろあったわけで。
臨床研修医として病院の中で自分なりに頑張っていたのです。
社会人として、給与を得る責任のある仕事をするというのは、本当に大変なことなのだなあと思いました（他人事）。
しかしながら、噂には聞いていましたけどやはり医者というのはブラック通り越してブラックでしたね。
36時間労働は当たり前。最長31日連勤（残業代、休日出勤代無し）とかもあったわね。
ろくに仕事も分からない中、上司に質問しづらいし、逆に怒られることもあるわ、知らないことばかりで仕事終われば今度は勉強が始まり。
大変だったし、もう二度とやりたくない。
同時にやりがいと未知に溢れた、目まぐるしくも輝かしい毎日でした。
そんな研修医を終えて、今は精神科専攻医。いわゆるシニアレジデントと呼ばれる立ち位置にいる。
これは各科（内科とか、外科とか）のエキスパート、専門医を目指している医師であり、研修医を抜け出したけどまだまだ修行中なのだ。医者の一人前は遥か先だ。
そういう意味で、私は今、精神科医になるにあたって日々勉強と仕事とその他もろもろの日々を送っている。
研修医時代とは違い、精神科は他科より時間的拘束が緩い（けっして楽な仕事ではない、と言っておく）ので自由にできる時間が多い。自由にできる時間が多いと、その分余裕ができるわけだし、思考の余力もあるのだ。
ともなれば、この2年で止まっていたいろんなことを再始動させるにはいい機会だ。
その一環として、こうやってブログの再稼働を試みている。
目的としてはこの2年で失われてしまった、「書く」ということと「文章の構成」のリハビリといったところだ。
後は、日々感じていることや今、考えたことをなるべく書き留めておき、将来への自分への比較や思考の整理に活用しようかと思うわけ。
っと、いろいろ述べてはいるけれど、なんだかそろそろ「発信」をしていきたいなあ、と思っているのですよ。
また小説を書き始めていきたいのだし、それにあたってやはり、様々なことに触れた「記録」が欲しいのです。
あわよくば、誰かの目に留まって欲しいし、止まったうえでイイネとか、コメントとか残ってくれたらなおヨシ。
よーするに、ちやほやされたいし、誰かと繋がるきっかけが欲しいわけでもあるのですな。
人間、繋がる生き物ですし。
そういうわけで、今後また「もるげん3秒前」は再開していきます。
主に小説や映画の感想を中心に運営していましたけど、今後はそこに自分が精神科で仕事をしていて感じたことなどの雑記も増えていくと思います。思考のサンドボックス的な場所ですね。
そういう場として、このブログで誰かが読んでいってくれるとうれしいなあ、なんて考えてます。
あと、リクエストとかで「この映画見てよ」とか「この本読んで」とかあれば、読んで感想書いたり気が向いたらするかもですし、「このことについて語ってみて」とか「これってどういうこと」とかのコメントがあれば、書いたりするかもしれません。
気分したいです。期待するべからず。しかして希望せよ。
ま、感想とかでもすごくうれしいので、待っています。
更新は月に2回、当直の日とかにやっていきたいなあ、と思っています。
そういう感じで、ゆるりとお付き合いいただければと思います。
